【Temu・SHEINは危険?】激安通販の裏で何が起きている?個人情報・サイバー犯罪・安全対策を徹底調査!

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「なんでこんなに安いんだ?」

SNSの広告でもおなじみの激安通販サイト、Temu(テム)とSHEIN(シーイン)。

数百円の雑貨や洋服がずらりと並び、ついつい買いたくなる。

しかし、その安さの裏側で、欧米の規制当局が相次いで問題を指摘しているのをご存じだろうか。

今回はネット上の噂ではなく、実際に起きた情報漏えいや行政処分、そして身を守るための対策を調べてみた。

TemuにEUが約2億ユーロの制裁金!

2026年5月、欧州委員会はTemuに対し、2億ユーロの制裁金を科した。

問題になったのは、サイト内で販売される違法商品のリスク管理。

EUの調査では、一部の充電器が基本的な安全試験に不合格となり、乳幼児向けのおもちゃでも化学物質や窒息につながる危険が指摘された。

つまり、安い商品を見つけて喜んでいる場合ではないものも混じっていたというわけだ。

その後、2026年10月26日には欧州委員会がTemuの是正計画を受け入れたと発表している。

指摘を受けて改善が進められているが、買う側も商品を見極める必要がある。

SHEINでは過去に約3900万アカウントの情報漏えい

こちらは個人情報の話。

2022年、米ニューヨーク州司法長官は、SHEINの旧運営会社による過去の情報漏えいへの対応を問題視した。

被害対象となったSHEINのアカウントは、世界で約3900万件。

さらに、2025年9月にはフランスの個人情報保護当局が、利用者の同意を得ないCookieの使用を巡り、SHEINグループの欧州運営会社に1億5000万ユーロの制裁金を科した。

Cookieとは、ウェブサイトが閲覧者の端末に保存する情報のこと。利用状況の把握や広告の最適化などにも使われる。

買い物をするつもりが、自分の情報まで必要以上に提供していないか。

ここは気になるところだ。

安く見せて、買わせる仕組みも問題に

EUの消費者保護当局は、TemuとSHEINの販売手法にも問題を指摘している。

例えば、

  • 実際の値引き額より、お得に見せる割引表示
  • 「残りわずか」「時間切れ間近」などで購入を急がせる仕組み
  • 返品・返金条件が分かりにくい表示
  • 商品レビューや販売者情報の透明性

こうした手法は「ダークパターン」とも呼ばれる。

さらに怖いのが、通販を利用する人を狙ったサイバー犯罪

出典:埼玉県。Temu・SHEINの偽サイトを示した画像ではなく、一般的な詐欺サイトの説明例。

ここからはTemuやSHEINだけの話ではない。

日本のフィッシング対策協議会によると、2026年9月のフィッシング報告件数は9万4661件。

そのうち約47.9%がECサイト関連だった。

「荷物をお届けできませんでした」

「支払い情報を更新してください」

「返金手続きはこちら」

こんなメールやSMSから偽サイトへ誘導し、ID・パスワードやカード情報を盗む手口がある。

通販サイトそのものへの信頼性と、通販サイトを装う詐欺は別問題。

どんな大手サイトを利用していても、偽メールを踏めば被害に遭う。

今日からできる!通販サイトの安全対策7選

① パスワードを使い回さない

通販用のパスワードを銀行や証券口座と共用するのはやめよう。流出した認証情報を使った不正ログインを防ぐためだ。

② 多要素認証・パスキーを設定する

利用できるサービスでは設定しておきたい。特にメールアドレスや決済サービスの防御が重要だ。

③ メールやSMSのリンクからログインしない

配送状況や返金は、保存済みの公式サイトや自分で開いた正規アプリから確認する。

④ アプリの権限を確認する

写真、連絡先、位置情報などへのアクセスは必要なものだけ許可。使わない権限はオフにする。

⑤ カードの利用通知をオンにする

不審な決済に早く気づける。対応しているなら利用上限やバーチャルカードなども活用したい。

⑥ 電気製品や子ども用品は特に慎重に選ぶ

充電器、モバイルバッテリー、おもちゃなどは価格だけで判断しない。対象となる電気用品ではPSE表示や販売事業者情報も確認する。

⑦ 注文情報と返品条件を保存する

販売者名、商品ページ、注文番号、返品条件はスクリーンショットで残しておく。トラブル発生時の証拠になる。

結局、TemuとSHEINは使っていいのか?

激安通販そのものを否定するつもりはない。

安く買えることは、消費者にとって大きな魅力だ。

しかし、海外の規制当局がこれほど具体的に問題を指摘している以上、値段だけ見て無防備に利用するのは考えものだ。

特に個人情報、決済情報、電気製品の安全性。

この3つは慎重に判断したい。

サイバー犯罪が身近になった時代、ネット通販で最も守るべきものは、自分の情報と財布なのである。

安さに飛びつく前に、ちょっと確認。

そのひと手間が、思わぬ被害を防ぐことにつながるはずだ。


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参考資料・出典


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